私が、TOEIC講師となって教え始めてから、
高校生から60代サラリーマンまで、
また、ようやく300点を超えるレベルの方から
すでに950点を突破している方まで、ありとあらゆる生徒さんを教えてきました。
その中で、実にさまざまなことを聞かれてきましたが一番多く聞いた質問がこれだったのです。
「なんとしても○○○点取らなければいけないので、問題集を何冊も買ってきてやったのですが、
英語の実力がついている実感がないし、点数も伸びないのです。どうすればよいでしょうか?」
こうした人たちに問題集をどのように「やった」か聞くとほぼ100%こんな反応がかえってくる。
「本番と同じようにきちんと時間を計って問題に答えその後正解をみてわからなかったところ、間違っていたところをチェックし知らない単語や熟語なども1つ1つ辞書で引いて確認しました。リスニングのCDも、きちんとスクリプトを確認しながら全部聞きました。」
わたしはいつもこう答えます。
「それでは「やった」ことになりません。」
では、何が足りないのか?
英語は、忘れては覚え、覚えては忘れを繰り返しながら次第に頭に入っていくものです。リーディングの問題文は長文も短文もできれば声に出して何度も繰り返し読み知らなかった単語は、カードに書き込んで暗記してください。
リスニングの音声も何度も繰り返して聞いてください。
そうすれば次第に英語の実力がつきます。
英語の実力がつけば、TOEICの点数も上がります。
ムダの多い教材で、時間をかけて勉強するより
TOEICテストに本当に必要な部分を凝縮した教材を使うことが必要です。