わたしはいつもこう言います。
英語は、忘れては覚え、覚えては忘れを繰り返しながら次第に頭に入っていくものです。
リーディングの問題文は、
長文も短文もできれば声に出して何度も繰り返し読み
知らなかった単語は、カードに書き込んで暗記してください。
リスニングの音声も何度も繰り返して聞いてください。
そうすれば次第に英語の実力がつきます。
英語の実力がつけば、TOEICの点数も上がります。
それと、もう1つ大事な点は、
適切な教材で復習するということです。
ムダの多い教材で、時間をかけて勉強するより
TOEICテストに本当に必要な部分を凝縮した教材を使う
ことが必要です。
【イングリッシュ・モンスター菊池健彦のTOEIC TEST完全攻略シリーズ】では、
現在、TOEIC TESTの問題は、
Part1からPart7まで7つのパートで構成されており、
このうち、Part1からPart4までがリスニング問題です。
つまり、リスニング力をアップさせることは、TOEIC TEST攻略に
向けて非常に重要なポイントになっています。
そして、現在TOEIC TESTでは、
アメリカ(北米)、カナダ、イギリス、オーストラリアの
4ヶ国のネイティブ英語の発音がリスニング問題に使われています。
どれもネイティブの発音する正しい英語なのですが
例えばオーストラリアの発音では
Sunday が「サンダイ」にtoday が
「トゥダイ」に聞こえるのです。
慣れていない人であれば、トゥダイと聞こえたら、to die (死ぬこと)かと
思ってしまいます。
このように発音には地域差があるのです。
このポイントをいかに攻略するか!?
これがスコアアップのためには非常に重要なのです!
【イングリッシュ・モンスター菊池健彦のTOEIC TEST完全攻略シリーズ】では、このポイントをいかに攻略するかを考えた結果ほとんどの重要なセクションで4ヶ国のネイティブの発音が自由に選んで聞ける
「4ENGLISHs」方式を開発しました。
これは、TOEIC教材では初の試みでしたが私の強いオファーで実現可能になったのです。
さらにわたしは、再生スピードを選ぶことができる速聴・遅聴システムを採用しました!
まず、リスニング教材を速聴していると
というわけなのです。
高速道路を走っていて、一般道路に出るとスピードが遅く感じるのと同じ
ように、ネイティブの話す英語が面白いほど、ゆっくりと聞き取れる
ようになるのです。
この不思議な感覚を、ぜひ味わってみてください。
そして、速聴で聴いていると、どうしても単語の末尾の子音が
聞こえなかったり、次の単語とリエゾン(末尾の子音が次の単語の
母音とくっつく)して、違う音に聞こえたりします。
そうすると、英語を聴きとるための脳の回路は出来てきますが、
このように細かい部分がどうしても抜けてしまい、深い理解につながりにくくなってしまいます。
そこで、遅聴システムが役立ちます!
遅い再生スピードで聴くことで、不思議なことに、今度はナチュラル・スピードでは聞こえなかった音が
聞こえてくるのです!
ここで聞こえてくる、細かい子音の変化が実は、英語を英語らしくしているポイントなのです!
この細部を理解すると、発音にも非常に役に立ちます。
遅聴しながら何度もまねて発音してみてください。
このスピードのUP & DOWNこそ、英語が聞ける「英語耳」をつくり
また、英語を聞く力だけでなく英語を話す力まで強化できるのです。
巷には、TOEIC対策に最適!などとうたった英会話スクールや、いくつかのeラーニング教材がありますが
これらは決まって高額な価格で販売されています。
一般的な英会話スクールでは、月に数万円、年間30万円~200万円程かかります。
しかし、よく考えてみてください。これらのスクールで教えている先生は、本当にTOEICのスペシャリストでしょうか?
これらの先生たちが、毎回TOEICテストを受講して、その傾向の把握に努めているとは私は思えません。
さらに、いくつかのeラーニング教材については、
「簡単にスコアアップできる!画期的システム」などの売り文句で、非常に高い値段で売っていますが
信頼できるTOEIC監修者は、そのようなことは言わないはずです。
今後の日本では、英語を勉強する人が確実に増えていくでしょう。
しかし、今、日本に溢れるTOEICの本、教材、学校などを見ていると勉強したけどスコア
が上がらず、やがてやる気はなくなり結果「私はやっぱり英語が出来ない。」という、
いわゆる英語難民を増やすだけだと思ったのです。
この教材で、1人でも多くの方が「英語ができない」から脱却し、
堂々と「私が英語が得意!」と答えられるようになってくれることを願っています。